女力アップで夫を惚れ直させる夫婦カウンセラーのゆっち@東京です。
男がいかにつながり感が薄く、自分を認めてもらうことに飢えている生き物か、よくわかるデータがあります。
それは自殺者の男女比データです。
日本の昨年の年間自殺者は、3万1690人(交通事故死の6倍以上です!)
うち男性の比率は70.3%。つまり女の2・5倍自殺してます。
人が死にたくなるときって、どんな時だと思いますか?
以下ひとつの仮説です。
「人間には、食欲、性欲、所属の欲求がある」とアドラー心理学で学びました。
人は、程度の差はあれ、この3大欲を満たされていると幸せなんです。
所属の欲求とは、「誰かとつながっていたい、一人は嫌」という欲求です。
以前の記事
にも書きましたが、この「他人格とのつながり」は、妊娠と出産を経験した女は、クリアできている欲求です。
自殺者が3万人の大台に乗ったのは、1997年末の山一証券、拓銀の破たん以降であり、表向きは「不況」「経済的な破綻」が自殺の原因になっています。
しかし、たとえば食欲に関しては、お金なんて1円もなくても、ホームレスになる覚悟があれば、食べていけます。
それなのに、男が死を選ぶのは、会社からリストラされたり、自分が経営していた会社が倒産したりして、世の中から「お前は役に立たない、不要だ」と烙印を押されたショック。
もう、お前は必要ないと社会から言われて、死を選んでしまうのですね。
それだけ、人に認めてもらうことに飢えている生き物なんです。
さて、そう考えると、ここは女房の出番だと思いませんか?
家庭で妻に心から受け入れられていたら、リストラされた男性も自殺なんてしなくてすむと思うんです。
(浮気も全く同じ原理で、妻が心から夫のすべてを受け入れていれば、浮気しないですよ)
そういえば、今上映中の「星守る犬」のお父さんも、リストラ後に離婚され、生き倒れになるというストーリーでしたね。
話がそれましたが、自殺者の男性の割合の高さから、男という生き物の孤独を感じ取って、理解して上げて欲しいなというお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。