3カ月後のあなたを愛され妻にするカウンセラー、八馬ゆみです。
私は、今は全然読まないのですが、30代までは結構、漫画が好きで、よく読んでいました。
で、かなり読みふけったのは「課長 島耕作」。
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既婚であろうがなかろうが、男の人が結構、簡単に女性と寝ることに驚きました。
また、寝るだけでなく、情が移って、秘密裏に愛人と夫婦のような関係を築いていたり、子供を生ませちゃってたり…。
そして、日本の性風俗の実態なども、そこそこ教えていただいたのでした。
書かれていることはもちろん「フィクション」ということになっていますが、こういう男性漫画を読むと、男の世界や男の価値観がちょっとわかりますよね。
ホステスさんたちに決して妻には口にしないであろう卑猥な冗談を口にしていたり、飲み会のあと、二次会と称してみんなで「ノリで」風俗店になだれ込んだり…。
こういう男の世界、女は知らないんだよね…と私は思ってます。
もちろん、絶対に妻以外にしない男性もいるのだろうと思います。
でも、こんなに風俗店がたくさんあるということは、お客さんがいるということですね。
ロマンティックな少女のまま妻になった女性たちは、自分の幻想が「男」だと思っています。
その幻想が崩れ、男の実態が垣間見えたとき、女は苦しむのですね。
私が観察するに、永遠にそういった男の実態を知らず、ロマンティックな幻想のまま一生を終える「幸せな妻」たちもたくさんいます。
でもね、人生の課題はその人によって違います。
だから、もしあなたの「男の幻想」が崩れ始めているとしたら、それは「男の実態を知った上で、男を愛す」という課題が降りてきているのではないでしょうか?
自分の幻想を愛すのではなく、本当の彼を愛すチャンスがきているんですよ。
それを乗り越えたら、成熟した女性としての人生が始まると思いませんか?
本当の夫婦はそこから始まる気がするのですが、いかがでしょうか?
ところで、島耕作を取り巻く女たちは、精神的にも経済的にも自立していて、島耕作に約束や見返りを全然求めません。
そういうところもかっこいいなあと思いながら読んでました。