夫婦仲で過去、痛~い思いをし続けて、夫婦カウンセラーになったゆっちです。
NHKのドラマ、「下流の宴」を見ていました。
最後、フリーターの玉緒(女の子)が、恋人の両親に言うセリフ。
「好きな人と結婚するのに、なんで覚悟がいるんですか?」(by 沖縄なまり)
あああ、この気持ちわかります。
私も22歳で結婚するとき、覚悟のかの字もなかったです。
結婚に覚悟なんて、まったく必要ないと思っていましたよ~。
ただただ、「好きな人と結婚した~い、幸せになるぅ♪」と、ピンク色の眼鏡をかけておりました。
高校生のころ、三浦綾子さんが好きで、よく読んでいました。
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金にも女にもだらしのない色男・良一にひっかかって、結婚してしまう牧師の娘(だったと思う)のヒロイン奈緒実。
当然、親は反対するわけですが、そのとき父親は「愛とはゆるすことだよ。相手を生かすことだ」と、奈緒実に言いました。
父親は、娘にはその男を許し切れず、生かすこともできないであろうと、先が見えていたんですね。
高校生の時に読んでいたけれど、自分が結婚するときには、このセリフ、すっかり忘れてました。
みなさんは、パートナーを許し、生かしていますか?
そして、パートナーから許され、生かされていることに、感謝しているでしょうか?
許すことと生かすこと、それをし続ける覚悟…。
もちろん、結婚するときに覚悟がなくても、結婚しながら覚悟をしていけばいいんだなとも思います。
さてさて「下流の宴」、今後どうなるんでしょう?
がんばれ、玉緒ちゃん!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。