恋愛や男女関係で悩んでいる人を見ると、自分のことがあまり好きじゃない人が多いような気がします。
不思議なんですけど、自分のことが好きじゃない人は、他人のことも、結局あまり好きになれないんですよね。
だから、無意識なんでしょうけど、自然と他人を近づけないようなふるまいをしているなあって思います。
たとえばですけど…目つきとか、視線の方向とか、仕草とか…ですね。
人と人の無意識はつながっている(集合無意識)っていうけど、「自分が好きじゃないと他人が好きじゃない」って、まさに無意識でつながっているから、そうなっちゃうのかなあって思ったりします。
私の「自分大好き、他人大好き」の一番のお手本は、我が家で飼っているトイプードルです。
本当に人懐っこくて、犬好きそうな人には、腰ごとしっぽを振って、駆け寄って行きます。
まるで一カ月ぶりに恋人に会ったがごとく…です。
その喜びぶりに、皆さん驚いて、そしてとても喜んでくださいます。
私も、こんなふうに「あなたに会えてうれしい」って、初対面に人にも、もっと態度で示せたらな~って思っています。
今でも十分自分のことは好きなのですが、もっともっと自分が好きになったら、きっとトイプーなみにできるんだろうなって思います。
ところで、うちのトイプーはどうしてこんなに人懐っこいのか?
きっと先祖代々、犬好きの優しい方に大事にされてきて、「人間は素晴らしいご主人さま」という遺伝子が、優性で引き継がれたんだろうなと思います。
人間も、親が人間不信なら、遺伝子を受け継ぐ子供も、人間不信になるかもしれません。
この連鎖、自分の代で断ち切れれば、あなたのお子さんは、人も自分も大好きな人間に育つかもしれないですね。
最後までよんでいただきありがとうございました。