● 意識していない暴力に気づく

カウンセラーの八馬ゆみ、ゆっちです。

カウンセリングで、よくお話させていただく「事例」です。

A「昨日は久しぶりのお休みだったので、旦那様は家で、だらだらしてたわ」

B「うちの夫は、休日は、家でだらだらしてばっかりなの」


はい、この2文を見比べてくださいませ^^

Aの文章は、なんとなく、ハッピーなニュアンスが伝わりますか?

しかしBはどうでしょう?

なんとな~く、批判めいていますよね^^?

同じような内容なのにね。

面白いでしょ?

「普通、それっておかしいでしょ?」

「どうしてそんなことするの?」

「ありえないわ」

こういう相手をあからさまに批判する言葉は、わかりやすいです。

やめるのはそんなに難しくありません。

(反射で、ものを言ってしまう人は、まず「反射」を少しずつやめましょう^^)

でも、さりげない、批判や拒絶ではない言葉に、批判や拒絶をやんわり混ぜて、話してしまう女性、結構います^^;

「だらだら」という言葉も、Aでは普通に「状態」を表すだけです。

でもBになると「怠け者」「情けない」「こういう夫がいや」というニュアンスが、なんとなく滑り込みます。

「ばっかり」という単語も、この場合は、批判的な気持ちを強調していますね。

「ばっかり」という単語そのものに、批判的な意味はないのですけれど。

男は、自分への批判にとても「敏感」な生き物。

傷つきやすい、孤独を感じやすい生き物なので、そういうニュアンスをしっかり、キャッチしてしまいます。

たくましくて強い女は、そのことに気づきません。

そして、相手を自分の思い通りにしたいと思う女は、こういった言葉や態度で相手を動かそうとしています。

たくみに自らが発する言葉の中に「批判」や「脅迫」や「拒絶」をすべり込ませて、相手を自らに思い通りにしようとするんですね。

言葉は武器にもなるし、愛にもなります。

あなたが旦那様に投げかけるその言葉は、愛だけでできていますか?

愛のコーティングをしているようで、実は恐れや妄想や被害者意識を、たくみに滑り込ませていませんか?

あなたの言葉は、旦那様だけが聞いているのではありません。

一番聞いているのは、ほかならぬ「自分」。

だからね、あなたのためにも「愛の言葉」を聞かせてあげて下さい。

毎日聞いている言葉が違ってくれば、あなたも変わります^^

今日から少しずつ、意識してみてくださいね^^

あ、もちろん何度も言いますが、できないときは、「ああ、できないな、私。でも大丈夫」とご自分をハグハグしてください。

大事なのはご自分の発している「無意識の暴力」に気づくこと。

そこからやってみませんか?

愛しいあなたを心より応援しています。

3カ月後のあなたを愛され妻にするカウンセラー 八馬ゆみ


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