女力アップで夫を惚れなおさせるカウンセラーゆっちです。
昨日は、ご主人が「大人の男」であることを忘れて、目下(めした)呼ばわりの「君」づけするお話をさせていただきました。
「私は君付けしてないわ」と安心した方もいるかもしれませんが、君付けしていなくても、夫を目下扱い、子供扱いしている妻は多いですよ。
たとえば…
「お酒を飲みすぎよ」と注意していませんか?
「そんなものを買うのは、お金がもったいないわ」と金遣いを忠告していませんか?
「肘をついてご飯を食べないで。お行儀悪いわ」と躾けていませんか?
「朝はもう一本早い電車で行く方がいいんじゃない?」などと旦那の通勤経路まで調べ上げていませんか?
はっきり言って、余計なお世話ではありませんか?
ご主人は、あなたと結婚したくらいですから、もう大人です。
酒をどれだけ飲むか、タバコをどれだけ吸うか、どんなお行儀にするかは、ご主人が決めればいいことなのです。
ご主人を子供扱いしていると、ご主人はあなたを無意識に「自分の守り手」「お母さん」とみなしてしまい、お●ん●んが立たなくなることを意識してくださいね。
お酒を飲みすぎだとか、行儀が悪いとかあれこれ注意し、世話をやいてしまうのは、結局、妻であるあなたが自分自身の価値を認めておらず、「旦那を注意することで、旦那に自分の存在価値を認めさせ、自分の評価を得ようとしている」可能性が大!
つまり、これ、ぶっちゃけ「共依存」の定義です。
アルコール依存症の夫には、アルコール依存を助長する共依存の妻がいる。
パチンコ依存症の夫には、パチンコ依存を助長する共依存の妻がいる。
DV夫にはDVを助長する共依存の妻がいる。
という事例が多いことは有名だと思いますが、そこまで深刻なケースにならなくても、プチ共依存関係は多かれ少なかれ、どんなご夫婦にもあると思います。
というのも、夫婦というのは、物理的にも経済的にも精神的にも相互に依存しあうからこそ、夫婦なのですね。
だから、距離の取り方が、とてもとても大事になるのです。
私は「心配をやめる」というご提案をしたいと思います。
夜遅くまでご主人が帰ってこないと「心配」かもしれません。
でも、ご主人は大人です。
泥酔して歩く夜道が危険である可能性は十分知っています。
そして、あなたが心配してもしなくても、夜道で強盗に襲われるときは襲われてしまいます。
それは、あなたが心配したから回避できるものではないのです。
もっとご主人を信頼しましょう。
すなわち心配するのはやめましょう。
いえ、心配するふりをして、ご主人をコントロールしようとするのはやめましょう。
心配は、無意味どころか、共依存という恐ろしい関係への入口でさえあることを覚えておいてくださいませ。
「心配」という美しい大義名分を振りかざし、ご主人を自分の価値を認めさせるための道具にしないでくださいね。
※ちなみに日常生活に支障が出るほどの「●●依存症」が出てしまっている場合、共依存の家族は物理的に離れる必要があるかもしれません。深刻な場合は、共依存専門のカウンセラーにご相談くださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。