夫にレスされて、セックスレスがつらかったころの私に
今の私が言えるアドバイスは
「とにかく自分を客観視してみよう」
客観視と言うのは、自問自答を繰り返すこと。
この手法は、プロフィール講座で習いました。
セックスレスがどうしてつらいの?
↓
夫に女として認められていないようで寂しい
↓
女として認められないとどうして寂しいの?
↓
愛されていないような気がする。
↓
セックスがないと愛されてないと思うのはどうして?
↓
(以下続く)
途中で考えるのが嫌になるときは、答えを知りたくないとき、客観的に自分を見るのが怖い時です。怖いというのは、自分のずるさや弱さに気がついてしまうとことが怖いんですね。
そんなセックスレスで苦しんでいる女性(男性も!)のために客観視に役立つ本を二冊ご紹介します。
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著者はカップルとファミリーを対象にした
カウンセラーで
エロス研究の権威(だそうです)。
「エロティシズムは相手との分離を要求する」
「肉体にはしばしば、
言葉が簡単に美化してしまう本心が隠されている」
「カップルの間で争いの原因となっている力の不均衡は、肉体を通して経験し、性的に興奮させられると、しばしば問題でなくなってしまう」(つまり、セックスさえ上手くいっている場合、二人の間にあるトラブルは、セックスがない場合より、ずっと簡単に乗り越えることができるということです)
「アメリカ文化は、信頼のきずなを完全に断ち切り、家族全体に痛ましい影響を与える離婚に対して非常に寛容なのに、不貞に関しては全く不寛容である」(これを読んで、「そのとおりだよな」と思いました。不倫でしのぎつつも家庭を守ろうとする苦労って、あんまり認めてもらえなさそうでしょ? 一般的に浮気をする=悪い、浮気される=被害者って言う図式があるように思う)
「実際の驚異的な不倫発生率にもかかわらず、さらに一夫一婦制は誰もどうすることもできないほど急速に沈みつつある船であるにもかかわらず、私たちはまだ、その堅固な構造に絶対的な信頼を寄せ、難破船の残骸にしがみついている」
「抵抗の行為として起きる不倫もあれば、まったく無抵抗で起きる不倫もある。不倫は結婚生活への警告で、緊急に結婚生活に目を向けるよう促すシグナルにもなる。もしくは、結婚が最後の息を引き取った後にならされる弔鐘にもなりうる」
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もう一冊はこちら
- セックスレス・カウンセリング/阿部 輝夫
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こちらはお医者さまが書いた本です。
医学的見地より、セックスレスにアプローチしているので、これもまたクールで優しい視点で、セックスレスについて考えることができます。
悩んでいる真っ最中に、こういう本に出会いたかったです!
どちらもドツボにはまっている方に、お勧めです。
もちろん読んだからと言って、セックスレスが解消するわけではありません。でも、たぶん、少し、苦しみが楽になると思います。