東京夫婦カウンセラーのゆっちです。
「ゆっちさんは、ありのままの夫を受け入れて…と言うけれど、くだらないことにばかり無駄遣いするのに放っておいてもいいんですか」
いいんです、放っておいて。
「煙草の吸い過ぎは体に悪いから、禁煙するように言うのは、間違ってませんよね?」
いえいえ、本人が望むなら、好きなだけ吸わせてあげてください。
「考え方がネガティブで、一緒にいてうんざりします。夫にもっとポジティブになってほしいと思うのは、当然ですよね?」
ネガティブでもいいんです。本人が望むなら、ネガティブにさせておいてください。
この世の男女の不幸の多くは、女が男を変えようとするところから始まっています。
女は分かっていないのですが、男にとって「好きなようにする自由」というのは、女からは信じられないほど大事なんです。
先日、興味深い話を聞きました。
「FX(外国通貨を売買する金融商品)の教室に通って、ばんばん稼ぐ人はたいてい女性だ」というのです。
その理由は「自分であれこれ考えず、素直に先生の言うとおりに売買するから」なんだそうです。
つまり、男は女と違い、「素直に言われた通りにする」ことができない生き物みたいなんです(もちろん例外もいるでしょうが)。
つまり、人の言うことを素直に聞いて、成功するより、自分のやりたいようにやって失敗する方が男にとって本能的に大事なんです。
その「自由にやりたい」本能は、会社という組織の中ではいまや発揮できません。
せめて家庭では「自由に」したいのです。
だから、まず「男の自由」を認めてあげてください。
男は、やりたいようにする自由を認めてくれた人を、好きになるし、愛するようになるし、逆にその人の言うことを聞きたくなるのです。
ですから、 「あなたがそういうなら、それでいいと思うわ」と妻が言うようになると、「そうか、でも君がそうしたいなら、そうしよう」と夫も言うようになるのです。
だから、まず、男性を自由にしてあげてください。
「彼を変えたい」のであれば、最初のステップは「彼を変えようとしないこと」だと思います。
ただ男の自由を許してばかりいては、いけないときも、もちろんあります。
それは妻と子供に、肉体的に被害が及んだり、夫が自分の家庭における責任を放棄したりしたときです。
そういうときの対処法はどうすればいいのか、おいおいお話していきますね。
セミナーでは、まとめてそういうお話が聞けます。
☆セミナーについて☆
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。感謝♪