時々、ヒーリングワークや講座に参加しているカウンセリングサービスの
名物カウンセラー・根本カウンセラーのページを見ていたら
http://www.counselingservice.jp/lecture/lec23.html
こんな設問があったのです。(以下抜粋)
今、あなたは森の中を歩いていると思ってください。
ずんずんと森の奥へ足を進めていくと、目の前に突然「塀」が現れます。
さて、その塀の高さはどのくらいのものでしょうか?
そして、あなたはその塀を見てどんな印象を持たれるでしょうか?
あなたなりに表現してみて下さい・・・。
皆さんもぜひちょっとやってみてくださいな。
で、私ったら、何を想像したかと言うと
深くて光が差さない樹海のような暗い森と、
高くて上の方が全然見えないような、
コンクリートの壁をイメージしちゃった。
塀が「私のプライドの高さ」で、森は「私の無意識(潜在意識)」なんですって…。
おーまいがー
でも、腑に落ちまする…。
私は夫と大学の同級生だったのですが、
夫は出世街道まっしぐらの大企業のエリート。
私は、ずっとしがない業界紙の記者でした。
そのことで、私はめちゃくちゃコンプレックスを増大させてしまいました。
その肥大化したコンプレックスを隠すために
せっせとプライドを育て、大きくしてしまったんです。
(セックスレスがそれに拍車をかけ、ますますプライドが大きくなりました)
誰かが私のコンプレックスに触れないように…。
私の傷口に触れないように…。
ずいぶん自分を認めてきたつもりだったけど、まだまだコンプレックスがあるんだ、
まだまだありのままの自分を認めてないんだなと、一瞬へこみました。
しかし、そのまま空想を続けると、
その塀の前で私は、「なんとかこれを超えよう」とあれこれ考えています。
(まだ、行動は起こしてないのですけど…笑)
「なんとかなるよ。乗り越えがいがあるじゃん!
これを乗り越えたら、これより低い壁の乗り越え方は全部わかる」
とちょっと思ったりしています。
途方に暮れて立ちつくしているわけではないのです。
よかった、私は自分のつまらないプライドの高さを認めているんだ。
でも、それをちゃんと乗り越えようとしてるんだって
自分で実感することができました。
なかなか劇的にもしくは即効的に、自分を好きになったり、認めたり、許したりできないけれど
プロセスを楽しんでいこうと思います。